こんにちは!ちいです。
昨日お友達のお家にお邪魔して、夕飯をご馳走になりました。
集まった仲間は私を含めて4人。男女2人づつ。
料理人、サラリーマン、フリーと働き方は様々。
お料理は心友が作ってくれたお総菜と
料理人による温野菜と胸肉のサラダ
このサラダ、絶妙な火の通し加減で調理された野菜と肉汁たっぷりの胸肉にオリジナルドレッシング。
これまたなんともいえないタイミングで出してくれ
目で楽しみ、食べ過ぎで弱りつつある胃袋をやさしく介抱してくれるかのような味わいで
心までもホッとする一品でした。
さすがっ!料理人!!
この方、昨年の暮れまで雇われで板場を任されていたのですが
今年2018年から東京での出店を考えていたところ、年末から年始にかけて
久々にゆっくりとした時間の流れを味わううちに、今後のことをもう少しじっくり考えようと思い直したそうなんです。
当然ですよね。
出店となると、お金の問題をどうしても抱え込まないといけません。
ここは、勢いだけでなく、じっくり、じっくりと。
この話をお聞きしながら、私自身が現在の働き方に至るまでの過去がざっーと甦りました。
私が経験した働き方を振り返りながら、シンプルに生きるにはこういう働き方もあるんだって参考になれば幸いです。
大学卒業後、大手企業に就職しながら、早くも数ヶ月で脱落し
ここから怒濤の転職人生が始まります。
何度転職したかは数えたことがないのでわかりません。
親に呆れられた記憶だけはあるので、相当数だったのでしょう。
当時は「転職は悪」的な風潮があり、終身雇用という言葉が好まれている時代だったように思います。
だから相当な異端。
転職しますけど、なにか??って突っ張ってましたね。
今から思うと、長い長い旅をしていたかのように思えます。
こうした転職は20代後半までずっと続きました。
この間は所謂OL。
途中、派遣社員として働いたこともあります。
派遣社員になったきっかけは、
アメリカに移住する計画を立て、渡米日を虎視眈々と狙ってたのですが、家庭の事情でやむなくなかったことに…。
絶望から這い上がるために、気を紛らわすために、とにかく働こう。
手っ取り早く仕事に就け、食べるのに困らないのは派遣
ということでした。
派遣時代は、平日5日間は当然のこと、土日だけ別の派遣会社で働き、1週間全く休みがない時もしばしば。
派遣会社から夜のお仕事も斡旋してもらっていて、高級ホテルのラウンジでドアマンもしました。
キレイな洋服を着て、楽しそうにお酒を飲んでいる女性達をサービスする側の私はといえば
誰がどう見ても安っぽい、着せられた感半端ないドレスを身にまとい
慣れないドレスの裾を踏んで、転けそうになるのを踏ん張る。
ドスコイ!って感じ…
お客様のためにドアを開け、ひざまずいてお酒を作っている私ってなんなんだろう…と鼻がツーンってなることもありましたね。
一人暮らし、自分でなんとかしないと誰も助けてくれません。
どこかのお金持ちの叔父様のお世話になる程賢くなれなかった20代。
【この時期の私の収入:約20~25万】
話が反れましたが、派遣も含めたこのOL時代に得た教訓と言えば
長いものには巻かれろ
出た杭は打たれる
与えられた仕事は愛想をふりまきながら、きっちりやれば、それでいい
このOL時代には、
会社というフィールド以外のところで「チャレンジしてみよう」なんてことを考えている人にはほぼ出会わず。
ほぼ出会わずと書きながら、記憶に残っていないということは皆無だったのかもしれません。
20代後半で結婚することが決まってから結婚までの期間、短期で働いた会社が私の転機となりました。
この会社、インテリアの総合商社。
ほぼほぼ女性ばかりの職場でした。
よって、女の熾烈な戦いが日々繰り広げられていました。
グループごとの軋轢が凄まじい。
派遣社員が少しでも能力を発揮しようものなら、一撃。
私はアホのふりをして、結婚するからぁ、その時はぁ、消えますぅ。
って言ったような言わないような。
先輩方の年齢は当時の私より5歳ほど上の人が多く、言わずとしれた独身。
女という生き物は気が強くて当たり前だけど、(気の弱い女性をご存じなら紹介してほしい)
それでもここまでトゲがあると、色んな意味で痛すぎた。
脆いのに頑張っている姿が痛々しい。
将来、私はこの諸先輩方のようには決してなりたくないと思い
そうだ!何があっても食べていけられるように手に職をつけよう!
と一念発起し専門学校に通いはじめました。
【この時期の私の収入:約18万】
当時まだそんなに職として認知されていなかった、パソコンで編集をする仕事を選択。
必須ソフトである、フォトショップ、イラストレーター、レイアウト編集ソフトの基本的操作と応用ができるようになるまで仕事が終わってから通いつめました。
専門学校での短期間の学習では就職するにはレベルが低いと思い
大枚を叩いて手にしたMac本体とソフトをフル活用しながら毎夜毎夜体に叩き込みました。
さて、その後どうなる?
続きます。